グローバルクラウド案件に対応できる人材強化のため CompTIA 認定資格をスキル基盤として活用 クラウド環境に対応できる広範なテクニカルスキルと グローバルクラウド案件をマネジメントできる能力を総合的に強化
Business Case Study
取得対象者 グローバルクラウド案件の対応を担う プロジェクトマネージャ (PM) およびシステムエンジニア (SE)
取り組みの背景 NTT コミュニケーションズ株式会社では、早期より、クラウドによる経営環境の変化に対応した サービスを展開。グローバルネットワークと直結した通信事業者ならではのサービスを展開することで、 法人のお客さまの ICT 環境を最適化し、経営改革に貢献しています。 人材育成の観点では、従来の「PM 能力」・「SE 能力」に加え、「グローバルクラウド案件対応能力」の 強化が必要となっています。 グローバルクラウド案件に対応しうる人材とは? • お客さま要件を理解し、カスタマイズ / 最適化できる能力 • 文化 / 商習慣 / 業務プロセス / 品質管理手法等の違いを理解し、海外ベンダーや海外現地法人と協 業して、プロジェクトをコントロールし完遂できるマネジメントスキル • インフラ~アプリケーションに至る幅広い ICT テクニカルスキル、P2V/V2V のマイグレーション スキル / ノウハウ CompTIA 認定資格を導入 「グローバルで通用する認定資格を!」
NTT コミュニケーションズ株式会社 東京都千代田区内幸町 1 丁目 1 番 6 号 http://www.ntt.com/
「グローバルクラウド案件対応に 必要な総合的スキルを習得するた め、CompTIA 認定資格が有効と 考えます。 」 ソリューションサービス部 企画部門 人事・人材育成担当
CompTIA Cloud Essentials は、 ビ ジネス、技術的側面から見たクラウドコ ンピューティングの意義や導入によるメ リット / デメリットを判断し運用できる 知識とスキルを証明する認定資格 CompTIA Cloud+ は、クラウドの運 用やサービスの提供など、クラウド環境 で業務を実行する IT エンジニアが必要 とされるスキルとベストプラクティスへ の理解を評価する認定資格 CompTIA Project+ は、業界を問 わずプロジェクトマネジメントに必 要な標準知識とベストプラクティス に基づく実務能力を評価する認定資 格
CompTIA Security+ は、セキュリティ 概念、脅威や脆弱性、ツール、対応手順 に関連するスキル、インシデントの発生 を予防するため定期的に実施されるべき 運用手順等のスキルを評価する認定資格 CompTIA CySA+ は、IT セキュリ ティアナリスト、脆弱性アナリスト、 脅威インテリジェンスアナリストを 対象に開発され、脆弱性、脅威、リ スクを特定し対策を講じるといった スキルと知識を評価する中級レベル の認定資格
取り組み ■ Off-JT の一つとして活用
導入の CompTIA 認定資格 ■ CompTIA Cloud Essentials ■ CompTIA Cloud+ ■ CompTIA Project+ ■ CompTIA Security+ ■ CompTIA CySA+
• STEP1: グローバルクラウド案件対応に必要なスキル定義 (「スキルチェックシート」) • STEP2: チェックシートを用いた個人別スキル棚卸 / 現状把握、強化分野 / 育成計画の立案 • STEP3: 育成計画に基づくスキルアップ施策の実行 ( 各種研修・資格取得・勉強会への参加 等 ) • STEP4: 実案件への応用、ノウハウ蓄積 / 展開 ■ STEP3 の施策例 • CompTIA 認定資格の早期取得に向けた教材配布 / 受験料支援、取得者によるノウハウ / 事例共有 • ICT テクニカル研修派遣 (NW/ サーバ / ストレージ / 仮想化技術 / セキュリティ 等 ) • グローバル PM 育成特設研修 等 それには、クラウド基盤に関する幅広いテクニカル知識 / スキルに加え、オンプレミスからク ラウドサービスへのマイグレーションの手法やノウハウ、また、海外現地法人や海外ローカル ベンダー等と協業しプロジェクトを完遂できるプロジェクトマネジメントスキルも備えている 必要があります。 そうしたクラウドの総合的スキルを習得するため、グローバルに展開される CompTIA 認定資 格、プログラムが最適であると判断し、導入しました。 「求められているクラウド人材とは、NW/ サーバ等の ICT のレイヤや商習慣といった壁を越え て「シームレス」に対応できる人材です。 CompTIA 認定資格プログラムは、2013 年度より導入しており、2014 年度も数多くの取得者 を輩出しています。2015 年度以降もさらに拡大していく方針です。クラウド人材の育成、若手 社員の早期戦力化を実現する上でも有効と捉えています。」 ソリューションサービス部 第一プロジェクトマネジメント部門 担当部長 井村 宏之 様
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