Cloud Case Study on web

技術人材ピラミッドの拡大と 10 年続く組織体制を 築くため技術者の「体幹」を強化

Business Case Study

全技術者に CompTIA 認定資格の取得を必須化

取得対象者 システム基盤に関係する全技術者(設計~構築~運用まで)

取り組みの背景 株式会社 CSI ソリューションズは、「夢あるシステム基盤を、お客様と共に創る」をスローガンにおき、 取り組みの中核を担う技術本部では、お客様の業績・利益の向上を図るために、以下の役割を担います。 • お客様に安全で安心して使えるシステム基盤の設計・構築と、その運用サービスの提供 • お客様の思いの一歩先、一つ先の未来を実現するための、磨き続けられたスキルと継続的な対話 • お客様に次もその次も CSI と一緒にやっていきたい、と思って頂く丁寧な仕事の遂行 T型人材の育成 技術人材のピラミッドを拡大し、10 年続く組織体制を築くために、一つの分野にのみ秀でた「I型人材」 から、それ以外の多様分野にも幅広い知識を持つ「T型人材」を育成していくことが急務であると考え、 今後数年トレンドに左右されないネットワーク、セキュリティ、クラウドといった基盤技術を重点習得 技術としてピックアップ。全技術者に対し CompTIA 認定資格の取得を義務化することを決めました。 CompTIA 認定資格を全ての技術者に取得を必須化

株式会社 CSI ソリューションズ 東京都新宿区西新宿 6-8-1 住友不動産新宿オークタワー 19F www.csi.co.jp/

「CompTIA 認定資格の導入のメ リットは、バランスよく知識をつ けられる点にあると思います。特 定のベンダー技術に強くなって も、移り変わりの激しい業界での 生き残りには必ずしも繋がりませ ん。 IT 業界に入って長く活躍し続ける 為にもバランス良い知識の土台が 必要で、CompTIA は技術者の体 幹作り、バランスよい知識基盤と して、当社に大きく貢献してくれ るものと確信しています。」 技術本部 本部長 北村 雅樹 様

CompTIA Cloud Essentials は、ビジネス、または技術的側面から見たクラウド コンピューティングの意義やクラウドの導入によるメリット / デメリットを判断し 運用できる知識とスキルを証明する認定資格。

CompTIA Network+ は、ネットワーク技術に携わる職種において、実務上共通して 必須となるネットワークの構成、運用、トラブルシューティング等のスキル、さらに セキュリティに関連するスキルを評価する認定資格。

CompTIA Security+ は、セキュリティ概念、脅威や脆弱性、ツール、対応手順に関 連するスキルや、セキュリティインシデントの発生を予防するため定期的に実施され るべき運用手順等のスキルを評価する認定資格。

取り組み

導入の CompTIA 認定資格 ■ CompTIA Cloud Essentials ■ CompTIA Network + ■ CompTIA Security+

T型人材になるための強固な「体幹」作りから、それぞれの専門性へ → 重点技術における「属人化の防止」と「顧客接点の増加」「業務品質管理」から専門性を提供

AWS Azure 対応技術者の強化 IBM Power Linux 対応技術者の強化 Cybozu kintone 対応技術者の強化 など AWS, VMware 等他ベンダー資格の取得や RPA 等の利用

CompTIA Cloud Essentials CompTIA Network+ CompTIA Security+

• 上記3認定資格を2年間で技術者全員の取得を目指す • MBO(目標管理)を採用し、上長との面談で確認を徹底

「運用保守部門には、様々なシステム基盤の設計・構築・運用経験を経た人材が集まっていますが、 参加プロジェクトの内容、経験年数により個人の実務遂行能力は大きくばらつきがあります。 実務上は幅広く多面的な要素技術が必要な局面が多いのですが、属人化・品質のばらつきが長 年の課題となっていました。このたび CompTIA 資格取得により運用技術者の汎用・具体的な 業務能力 ( 体幹 ) を強化することを主眼においてその課題を解決したいと考えています。 技術本部全体で個人の目標設定に落とすと共に、運用保守部門ではタスクチームが主体となっ て資格取得の推進並びに体幹強化のベストプラクティスを確立することを目標にすることで、 中長期の人材育成へ永続的に取り組んでいきたいと思います。」

技術本部 運用保守部 課長 加藤 健児 様

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