Cloud Case Study on web

システム開発に必要な個別技術のキャッチアップと スキル測定に CompTIA 認定資格を導入 「共通言語」の理解で属人化を防ぎ、動ける人材を担保する

Business Case Study

取得対象者 5 年目以上の技術職(システム開発)

取り組みの背景 当社では、オープン化、グローバル化、ネットワーク化という時代の流れのなかで、“財務と経営シス テムのリーディング・カンパニー” として、人・もの・金・情報という経営資源にまつわるサービスを 提供しております。中長期的な成長を検討するにあたり、今後も安定したサービスの提供を考え、人材 育成体系の整備に取り組んでいます。 今までは、プログラミングやプロジェクトマネジメントなど、技術職向けの研修はしていたものの、局 所的・対処療法になりがちな傾向があり、また一部の技術職のみ受講し、スキルの平準化ができていな い状況が続きました。また時代に合わせたシステム設計に必要なネットワークや、セキュリティ、クラ ウド等の個別技術のキャッチアップ、それらの体系立てた取り組みも行われていませんでした。その結 果、動ける人材が限定され属人化が進みつつあり、ベンダーに依存している点もリスクと捉えました。 そこで、技術職の体系的な人材戦略を構築し、動ける人材を厚くする取り組みを進めています。 そのうち個別技術の確認測定、効果測定の指標、また能力管理として CompTIA 認定資格を選びました。

株式会社ミロク情報サービス 東京都新宿区四谷 4-29-1 http://www.mjs.co.jp/

「個別技術を体系立てて理解し、 能力を管理する上で CompTIA 認 定資格は有効です。」 製品開発・サポート本部 開発統括室 開発業務管理グループ

CompTIA Network+ は、ネットワーク技術に携わる職種において、実務上共通して 必須となるネットワークの構成、運用、トラブルシューティング等のスキル、さらに セキュリティに関連するスキルを評価する認定資格。

CompTIA Security+ は、セキュリティ概念、脅威や脆弱性、ツール、対応手順に関 連するスキルや、セキュリティインシデントの発生を予防するため定期的に実施される べき運用手順等のスキルを評価する認定資格。

CompTIA Cloud+ は、クラウドの運用やサービスの提供など、クラウド環境で業務 を実行する IT エンジニアが必要とされるスキルとベストプラクティスへの理解を評価 する認定資格です。2 ~ 3 年の IT ネットワーク、ストレージ、データセンターなどで の業務経験を持つエンジニアを対象とし設計されています。

導入の CompTIA 認定資格 ■ CompTIA Network+ ■ CompTIA Security+ ■ CompTIA Cloud+

取り組み

= 5 年計画で必須= ● PG・ソフトウェア工程 プログラミング、要求定義から製造までに必要な知識、スキル、経験 ●テスト 機能・非機能テスト、結合テスト、システムテスト等の知識、スキル、経験 ● PM プロジェクトマネジメント能力の知識、スキル、経験 =部門長推薦を受けた技術者に対し、展開= ●個別技術 ネットワーク、セキュリティ、クラウド、AI 等の知識、スキル、経験

各カテゴリを 10 段階で能力を定義し、資格取得や経験、スキル調査の遷移で評価 5 年計画で進め、徐々にマジョリティにすることで、円滑な人材戦略の展開と意図の浸透を図る

新入社員から、体系立てた研修を 5 か年サイクルで計画し、段階的に技術を習得してもらいます。 まず、IT 基礎・プログラミング基礎から始め、次にプロジェクトマネジメントに進み、必要に 応じて、CompTIA 認定資格(Security+、Network+、Cloud+)、AI といった業務に必要な スキルの研修へと進みます。これらの研修で技術職として必要な知識を習得させていきます。

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